暑さも収まりつつある初秋のころ、海を見ながらのんびりハイキングでもしますか。ということで、横須賀に行ってきました。
この時は歴史好きの同期といっしょだったこともあり、推し時代(?)である鎌倉御家人たちの戦跡を辿るのもいいなあということで衣笠山を目指しました。
衣笠駅から若干迷いながらも、道を掃き清めていた地元の方に入口を教えてもらい、無事衣笠山公園にたどり着き、そこから15分程度で山頂へ。海が見えるぞ!!
ここから先は案内板を衣笠城址方面に下山することに。途中広い車道に出て???となっているところに通りがかった地元の方に取り付きを教えていただく(2nd)
(衣笠 やさしい街)
いざ三浦氏の本拠へ!!!と意気揚々と乗り込んだのですが、とても大きなスズメバチらしき大群に出くわし、へっぽこ武士のわたしはすごすご退散
(同行者は普通に進もうとしてたけど止めた)(武士?)
回り道はなかろうか……と地図を見ながらウロウロしていたところ、突如のどかなテラスが!!
パティスリーカフェでした。お腹も空いたのでこちらで戦士の休息とすることに。
ちょうどお昼時ということもありビーフカレーと悩みましたが、ショーケースに並ぶケーキの麗しさに抗えず、モンブランとお紅茶をいただきました。
熊本の和栗がスポンジの中にもごろごろ入っていて美味しかったです。
兵糧を得て満たされたところで、再出撃。
ここからほんの少し登ったところに衣笠城の跡地が広がっていました。
頼朝公の旗揚げ時に御家人として蜂起し、ここ衣笠城で平家方と激突した三浦一族。
奮闘むなしく敗色が濃厚になってきた時、一族の長老たる三浦義明が自ら囮となり敵の攻めを引きつけたとか。
その甲斐あって一族は安房に逃れ頼朝公の本隊と合流することができ、その後も一門は幕府屈指の御家人の家柄として勢力を誇ります。(鎌倉武士あるあるの政争で敗れ、やがて滅んでしまいますが……)
そんな鮮やかな老将の散りざまを悼むように、辺りには彼岸花がぽつりぽつりと咲いていました。
衣笠城址を下った後はバスで横須賀駅に向かい、船で15分ほどの無人島・猿島へ。
お船!
かつての要塞・猿島。
岸辺に寄せる水がとても綺麗でびっくり。
やっぱり基本無人島で人の生活がないからなのでしょうか。
(観光客向けのBBQ場とかはあったりしましたが。)
1時間ほど散策した後は戦艦大和見学へ。
坂の上の雲を観ようと決心する。
(まだ1話)
そんなこんなしてるうちにだんだん日が暮れてきたのですが、
結局お昼にケーキしか食べてないのでとってもおなかが!!!!すいた!!!!
そして下山(というほど山に登ってないけど)後に欠かすことのできないあれもまだ飲んでいない。
ビール!!!!!!!
船乗り場の売店にあるキリン一番搾り缶の誘惑に負けそうになりながら、一心不乱にビールのグーグルマップ先生にお尋ねしたところ、横須賀中央駅から少し歩いたところに、なんど自家醸造のビールパブがあるとのこと。その名も「横須賀ブルワリー」さんにお邪魔しました。
あまり下調べしてこなかったからまさか横須賀にブルワリーがあると思わず、嬉しい出会い!
5種類の味を少しずつ楽しめるテイスティングセットもあったけれど、ゴクゴク飲みたい気分だったので、まずは王道らしい「ペールエール」をパイントでいただきました。ウーン苦味がほどよくさわやか。
お腹が激しく鳴いているので揚げ物アンド肉アンド芋のジューシー三重奏。
上のフィッシュアンドチップスのお魚は三浦の地魚だとか。(名前三回くらい聞いたのに忘れたゴミ)
ピースが大きくて身がホクホクでめちゃくちゃおいしいーー!タルタルも自家製とか。これだけ食べに通いたいレベル。
下のジャーマンポテトも芋が大きくてベーコンもジューシーでたいそうおいしい。
ウーンいいなこのお店。近所にほしい……(いつも言ってる)
こちらのお店はパイント(約500ml)でたしか680円くらい。安い……!都心で飲んだら軽く倍くらい掛かる。
土地柄もあるかとは思いますが、登戸の「ムーンライトビア」さんといい、やっぱり自家醸造のブルワリーでいただくビールは、安いうえに美味しくて、種類もいろいろあって最アンド高。ブルワリー巡り続けていきたいと強く心に誓った所存。
(ムーンライトビアさんもとっても最高だったので、また再訪してブログに書きたいです。)
山に始まり酒に終わるわたしの日記。今回も楽しいプチ旅でした( ´∀`)b