今年三回目くらいの高尾山に行ってきました。
本来ならばアルプスや八ヶ岳などの高山帯で高原の涼を楽しみたいこの時期、そうはいかんざきとばかりに流行りのあれやこれやが再び勢力を増してきてしまったため、せめて鈍る身体をどげんかせんといかんと、おらが国の栄えあるミシュラン山、高尾山に登ってきました。
(古き良き政治家ギャグで育った2○才)
真夏の低山とはいえ(高尾山のピークは新緑のGWや紅葉時期)、昨今のあれこれで休日の行き場をなくした都民(わたし含め)が自然を求めて集中するかな?と思い、旅行用に取っていたかなしみの有休を使い、平日に行ってきました。
おかげで登山道も乗り物も混雑することなくのんびり。
当日にそうだ高尾山いこう。と思い立ち、昼過ぎにのろのろやってきたので、行きはリフトでショートカット・・・
(ありがたいお山です)
勿論待ち時間等なくすんなり乗車。降りてくる人のほうが多いよね。知ってる。
(この時点で13時くらい)
この日のお供もちは山姥切だけにもちんば氏。
いつもリフトでおもち写真を撮るのだけど、落としたらどうしよう・・・と思ってこわごわ撮る。この日は初めて座席に乗せて撮ってみたよ(?)楽しいかねもちんばや
リフト降車後は久しぶりにお店の空いている時間に来れた!!(最近16時すぎとかに来ることが多くて・・・)ということで、初めて天狗焼を賞味!
さくさくの生地にすっきりした甘さの餡子とほっくりした黒豆。おいしかったです。
糖分補給をして頂上までひと踏ん張りします。(今まで何も踏ん張ってなくない?ということは置いておいて)
清滝駅からはお寺を経由するメインストリート1号路とまったり山道の2,3号路を選べますが、梅雨明け直後の猛暑日だったこの日は、少しでも涼を感じたく、緑生い茂る2、3合路へ。
随所に見えるせせらぎが気持ちいいです。
人とのすれ違いもほぼなく、久しぶりにマスクを外して外の空気を堪能することができました。
そうそう、本状況下での登山時のすれ違いの挨拶問題ですが。
高尾山くらい賑やかな山だと必ず挨拶!みたいな風潮は平常時でもあまりないのですが、今回は向こうから挨拶されない限りほぼ会釈で済ませておりました。(声出す時はマスクか口元に手ぬぐい装備)
そんな中、お坊さん風情(オフver)の方がすれ違いの際、合掌をされているのを見て、なんと風雅かつ合理的な・・・!と感銘を受けました。
勿論得度などしていない俗人のわたしが軽々しく使っていいものなのかはわからないのですが、声を出さずに会釈よりもわかりやすく感謝の気持ちを伝えられるのでよいなあと。
皆さんどうされているのでしょうか・・・
気持ちよく歩きやすい山道をのんびり登って山頂到着。
晴天!きもちいい!
かき氷にビールいいな・・・と山頂のお茶屋さんのメニューに心惹かれますが、今日は山を降りてお蕎麦を食べる!とココロに決めてきたので、水分補給の小休憩をしてさっくり下山の路へ。
帰りは高尾山中でも登山感の強まる稲荷山コースで山麓駅まで下山するよー
高尾山とはいえ久しぶりの山登りでの下山はそこそこ足腰に来る。梅雨の名残の道に足を滑らせないように慎重に歩みを進めながら、一時間ちょっとで下山!
おつかれもちんば!
この時点で15時半くらい。
今からお蕎麦を食べられるお店を探して、ここから15分くらい歩いたところによさげなお蕎麦屋さんがあったので、がんばって歩いてみることに。
道中お洒落なコーヒーロースターがあったけど頑張って我慢しながら歩いてきましたが、お蕎麦売切れにより本日閉店\(^o^)/
平日のこんな時間だもんねそりゃそうよね・・・
そのまま高尾駅まで歩き駅前のお蕎麦屋さんでとろろ蕎麦と生ビールで軽く一杯。
日本酒推しのお店だったようでなかなか心惹かれるラインナップが揃っていましたが、ここはさっくりビール一杯でおいとま。
ビールがあれば大体の山登りは良し。
今日もおつかれさまでした。